来年の花粉、今年の2―10倍に エ〜

2011年春は花粉の飛散数が2010年春の2―10倍に達し、特に近畿地方と東海地方では10倍以上になるところがある見込み。日本気象協会が花粉飛散予測の第1報としてまとめた。

 2010年夏が猛暑となり、例年(前年までの10年間の平均)より日照が多く雨が少なかった影響で、2011年春にはスギ・ヒノキに花の芽が例年より多くできる見通し。また花粉の飛散が少なかった年の翌春は飛散が多くなる傾向があることも手伝いそうだ。

 もっとも2010年春は花粉の量が例年の10―50%とかなり低水準だったため、2011年春の花粉が例年より際立って多くなる、という訳ではなさそう。過去、猛暑の翌年で花粉が大量に飛散した2005年に比べると、2011年春の花粉の量はおよそ50―90%にとどまる見込みだ。

 2011年春のスギ・ヒノキ花粉は、九州から東北地方にかけてのほとんどの地域では例年より多いか例年並。また九州南部や東北地方の一部、北海道(シラカバ花粉)については、例年より日照が少なく降水量が多かったため、花粉の量は例年より少ない見込み。

現状で花粉に見舞われていないせいか
本当にそんない花粉がくるなんて思ってもみないですよね!